夜明けのちょっと前

学習履歴ブログを作ったはずが、気が付けば躁鬱雑記になってるような。明けない夜はない。

叔母の老人施設からの連絡について物思う

90歳になる叔母は

いわゆる「おひとり様」だったんだけど

6年ほど前に圧迫骨折をして

それをきっかけに認知症が進んじゃって独りでは暮らせなくなり

母(叔母の妹)と二人で施設を探して

退院と同時に入居させた。

 

割とお高めの老人ホーム。

上場企業に定年まで勤めていた叔母は

旅行が趣味だったけれども倹約家だったので

いっつも貧乏旅行。

80歳を過ぎても海外格安ツアーに一人で参加していて

それはそれで凄いなと思っていた。

 

おかげで結構な金額の蓄えがあったので

ある意味「金に糸目を付けないで」施設が選べたのはラッキー。

 

一人部屋で、職員の人数と入居者の数の比率も1:3とかなり良い。

全体的に明るくてオープンしたてだったのもあって小ぎれいな施設。

自分の世話をみんながやってくれることについて

叔母は「お姫様になったみたい」と喜んでいた。

 

コロナ禍を経て、叔母の認知症はどんどん進んでしまったようで

短期の受け答えはしっかりしているが

これといった病気はないものの

身体能力が衰えてきてしまい

寝たきりではないのだがトイレに行きそびれるというか

ぶっちゃけていうと下の方がかなり緩くなってしまって

オムツでも対応が難しいので介護度をあげてもいいかと施設から連絡が来た。

 

もちろん費用面で上がるのは問題ないし

それなりに細かく対応はしてくれているけれども

毎日のように漏らしてしまっているという事には変わりがなくて

あんなにしっかりとしていて

仕事でもプライベートでも海外を飛び回っていた叔母が、と思うと

ものすごく悲しい&怖い。

 

本人は認知症なので特に何も思っていない(というか分かっていない)んだろうけど

トイレにすら自分ではちゃんと行けない状態で

ただただ施設でテレビを見る日々。

それがこの先何年も続くのだろうか・・・・

 

自分の老後を考えてくらーくなってしまった(´・ω・`)